SOHOという転職
SOHOという転職の仕方
SOHOという転職の仕方があることは、前項でご紹介しました。では、SOHOという転職の形とはいったいどういうものなのか、についてお話したいと思います。
転職というと、いろいろな企業に応募して外に働きに出ることを指すのが一般的な解釈ですが、SOHOはまずこの点から違います。SOHOは言わば、在宅での転職、とでも言いましょうか、家にいながらお仕事を受注してこなす働き方を指します。つまり言ってみれば、外に出るばかりが転職ではない、ということです。事情があって外に働きにでることができない人や、転職活動はしているもののその間の時間がもったいない人、ダブルワークをしたい人など、いろいろな人に適した働きかただと言えるでしょう。年齢も関係なく、特別な資格がないとSOHOができない、ということもありません。得意な分野を活かせば良いのです。
私の場合は、体を壊して退職せざるを得なかったことがきっかけではありましたが、インターネットで検索を繰り返し、ようやくこのSOHOという働き方に出会えたのです。見事、在宅での転職を果たした、と言ってもいいでしょう。
SOHOを載せている転職サイト
さて、ではどうやってSOHOへと転職すればよいのでしょうか。私の場合はインターネットで「在宅」「アルバイト」とか、「在宅」「仕事」などのキーワードで検索をしまくったように記憶しています。また転職サイトの中には、働き方のひとつとして在宅SOHOという選択肢を持ったサイトもあったので、そういったところも参考にしました。
実際に在宅SOHOという働き方を選択肢に加えているサイトとしては、全国に拠点を網羅しているリス株式会社が運営している「しごとナビ」や、株式会社ミクシィが運営している「Find Job!」などがあります。ただしサイトを見てみてわかったこととしては、サイトに載っている在宅SOHOのお仕事はITエンジニア系がほとんどであるということです。ですからそちらの方面が得意な方には転職サイトからの応募も可能かと思われます。
一方、私のようにIT系はちょっと…でも違う分野なら自信がある、という人の場合は、SOHOの発注者と受注者をマッチングするSOHOサイトを利用するのが良いでしょう。実際にあるサイトとしては、「@SOHO」、「SOHOビレッジ」などがあります。掲載されているお仕事情報的には、「@SOHO」の方が格段に多く、また検索もしやすいのでお勧めです。
SOHOのメリット
SOHOという転職には、さまざまなメリットがあります。どういう人に、どんな時に、そしてどんな具合に、という点を挙げていってみましょう。
まず挙げられるのは、子育て中の女性や年齢が高すぎて再就職には厳しい人など、外で働きたいものの事情が許さない、というケースには最適です。自分の空いた時間を使ってお仕事をすることができますから、家計を助けることもできるのです。また、お仕事の分野も、IT関連のスキルを必要とするものから、文章書き、データ収集など様々で、自分の得意な分野のお仕事にどんどん応募していけばよいのです。採用されれば早速お仕事開始ですから、すぐにでも始められる点でもメリットは高いでしょう。
また、一番のメリットは、やはりパソコンのスキルがあがるという点にあると言っても良いでしょう。これは、どんな仕事であれ、SOHOというお仕事形態自体にパソコン使用が求められることから、仕事を続けていくうちにブラインドタッチができるようになったり、今まで使えなかった機能を覚えることができたり、というように、どんどん自分自身を向上させていくことができるのです。向上させると言えば、お仕事を通して新しい知識を得ることもかなり多いので、そういう点でもメリットの大きさが評価できるのです。
SOHOのデメリット
一方、SOHOをやっていることで生じるデメリットというものもあります。いくつか挙げてみると、まず、お仕事をする時間が多くなるにつれて、一日のうちでパソコンに向かう時間もおのずと増えてきます。つまり、内の世界に閉じこもりがちになる可能性があるということです。また、SOHOの受注者と発注者は基本的に、お互いに顔が見えない業務委託契約を結ぶことになりますから、そこでベースとなるのが「納期を守る」「連絡がきちんと取れる」「約束は守る」といった最低限のルールを守れるか、という点になってきます。お互いに「信用」という部分で仕事の取引をしているわけですから、こういったルールが守れない、つまり自己管理能力に疎い人には完全にデメリットとなります。
また、やや方向性は異なりますが、SOHOでお仕事依頼が増えてくると、それだけでいくらかの収入になってくるため、外に働きに出る方の「転職」を考えづらくなる、と言っても良いのではないでしょうか。SOHOのみで生計を立てることができる人は限られていますから、多くの場合はやはり、SOHO業務に費やす時間は一日のうちに何時間、と決めておき、別途外で働いて生計を立てる必要があります。しかしSOHOがうまくいってしまうと、外の世界に出ること自体が疎ましく感じられるようになることもあり、転職活動自体が疎遠になっていくことも否めません。
あとは、パソコンに向かう時間が長すぎるようになると、目が疲れて視力が落ちることがあります。適度に休憩をとって目を休ませてあげましょう。
